三重県松坂市の商店街で、路上にはみ出したのぼりや看板を片っ端から壊して抗議するおじさんが出現してニュー右になりました。
正論おじさんは山根会長似の89才の認知症サポーター
正論おじさんに関して、名前や素性はわからないものの、写真はすでに特定されています。
これが正論おじさんのご尊顔。
どことなくあの、ボクシングの山根会長に似ていますね。
ここで注目したいのが、首から下げているオレンジ色のリング。
これは、認知症サポーター証といって、認知症の人たちをサポートする人だという証です。
間違えてはならないのは、これを持っている人が認知症というわけではなく、逆にこの人たちが、認知症の人をサポートする立場にいるというわけです。
この認知症サポーター証は、講座を受講することによってもらえるもの。
となれば、この正論おじさんは、大なり小なり、そうした社会問題に対して、自ら取り組もうという姿勢が強い人なのでしょう。
正論おじさんが出現する場所が日に日に拡大?
正論おじさんが出現するスポットはテレビでは次のように説明していました。
初めのうちは、JR松坂駅の前にある、ベルタウンだけだったのですが、正論活動の範囲を徐々に拡大。
今では、
- よいほモール
- よいほ日野町
- パティオひの街
- ゆめの樹通り
- しんまち商店街
まで活動範囲を広げ、お店ののぼりや看板の、ミリ単位のはみ出しに厳しい目を光らせているといいます。
商店街の人たちは正論おじさんに対してどう対応すべき?
正論おじさんの言っていることが正論であるために、商店街の人たちもその対応に苦慮しているといいます。
実は、こういう高齢者が、けっこう各地にたくさんいるのです。例えばこの老人。
では、こういう困った高齢者に対しては、どうするのが正解なのでしょう。そのヒントは、まさに正論おじさんが首から下げている、認知症サポーター証にあります。
認知症サポーター証の講習を受けた人たちは、認知症の人に対する対処法を学びます。
この正論おじさんは、認知症をサポートする側ではありますが、実はこの正論おじさんにこそ、認知症の対処法が当てはまるのです。
認知症の人への対応心得は次の通り。「三ない!」と呼ばれるもので
1驚かせない
2急がせない
3自尊心を傷つけない
このような、認知症の方への対処法が、まさにこの正論おじさんにあてはまるのではないでしょうか。
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