粘着テープ女性遺体遺棄事件の概要
6月11日、京都府日向市のアパートで、二階の部屋から異臭がするとの通報を受け、警察が駆けつけると、白いシートでくるまれて、その上から粘着テープでぐるぐる巻きにされた女性の遺体が発見されました。
警察はその現場のそばにいた、余根田渉容疑者(29)と職業不詳の橋本貴彦が女性の殺害、遺体遺棄にかかわりがあるとして、逮捕しました。
余根田渉容疑者のプロフィール
余根田渉は、向日市地域福祉課主査で、生活保護受給者とやりとりをするのが仕事でした。
そしてそのやり取りをしていた生活保護受給者の一人が、同じく逮捕された橋本孝彦でした。
勤務態度はまじめで、ごく普通の人間だったといいます。
橋本孝彦と従属関係にあったことから、ただ単に橋本容疑者に死体を運び出して遺棄する手伝いをさせられたのではと言われていま宇。
橋本貴彦のプロフィール
橋本孝彦は無職で生活保護を昨年から受給していました。実際は暴力団関係者ではないかと言われています。
前科があり、2006年に宮崎県で38歳の女性を殺害し、服役しています。
今回殺害した女性と交際していて、なんらかのトラブルで殺害し、その遺体を隠すために、余根田渉を手伝わせたと言われています。
余根田渉と橋本貴彦の関係は?
橋本貴彦は元暴力団と言われるだけあって、かなりの凶暴な男で、余根田渉を従属関係にさせ、利用していました。
生活保護も余根田渉を脅しつけて受給させたのでしょう。
さらに、橋本貴彦は自分が殺害した女性の遺体を隠すために、余根田渉に余根田渉名義で部屋を借りさせました。
よって、余根田渉は今回、遺体遺棄ということで逮捕されたものの、橋本貴彦に脅されていいように利用されていた被害者でもあります。
まとめ
橋本貴彦は、余根田渉を従属関係に持ち込むために、かなり脅しつけたであろうことが予想されます。余根田渉は29歳とまだ若いこともあり、橋本貴彦の思惑にまんまと引っ掛かってしまったのでしょう。
ただ、余根田渉もこうしたことが起こる前に、上司などとコミュニケーションをとり、起こったことを報告していれば、最悪の事態になることを事前で防げたのではないでしょうか。
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