政治

鳩山由紀夫の尖閣問題発言の原文を見ると、まさに「開いた口がふさがらない」

鳩山由紀夫■実際のところ鳩山由紀夫は何て言ったの?

「尖閣は日本が盗んだ、と思われても仕方がない」という旨の発言をしたということで、中国国内に報道され、大きな波紋を呼んでいる鳩山由紀夫。
しかし、当の本人は「『日本が盗んだと言われても仕方がない』とは言っていない」という。

では実際に、何と言ったのであろうか。以下は香港フェニックステレビの24日のインタビューで発言の原文部分である。

「釣魚島、いわゆる尖閣に対しては、そのこと(ポツダム宣言・カイロ宣言)から言えばですね、1895年、日清戦争の末期に『そっと』日本のものにしてしまった、それは中国側から見れば『盗んだ』という風に思われても仕方がない。ならばそれは返すべきだというのは――カイロ宣言(※編注:『満洲、台湾及澎湖島の如き日本国が清国人より盗取したる一切の地域を中華民国に返還する』)の中に尖閣が入るだろうということは、そういう解釈は十分に、私は中国側から見れば当然成り立つ話だろうと」

これは間違いなく鳩山由紀夫氏の口から発せられた言葉である。これでは、鳩山氏のいいわけは通用しないことは明らかである。これが本当に日本の元首相だったのだろうか。

ところが、この発言後に集まった報道陣に向かって、「ポツダム宣言に書いてあるでしょ? 北海道、本州、四国、九州、それが日本の固有の領土だと」と自らの解釈を披露したあとに、苦言を呈した菅長官に対して、「もっと勉強していただきたい」と啖呵を切って見せたのだ。

それを受け、当の菅長官は「きのう私は『開いた口がふさがらない』と申し上げましたけど……開いたままです」と応えた。

このあきれてものが言えない、というか、あきれたを通り越して、本当に、「開いた口がふさがらず、あいたまま」というのは、まさに、鳩山由紀夫以外の全日本国民の声といっても、過言ではない。というのも、鳩山由紀夫が所属していた民主党でさえ、鳩山由紀夫の発言を擁護していないのである。

鳩山由紀夫は、この日中間の尖閣諸島問題を、真摯に勉強をし、真剣に考えているとは思えない。中国にいるときは中国より、そして日本に戻れば日本寄りの発言をすることで、両国間に誤解を生み、間違った情報を広め、混乱を生じさせることで、かえって日中両国間の感情的対立を煽ってしまっているのである。

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