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「明日ママがいない」に突如現れた救世主?高須院長

赤ちゃんポストを題材にした過激な演出で騒動を巻き起こしている日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」をめぐり、第三話においてスポンサーをしていた八社のCMが全て放送されないこととなり、「明日、スポンサーがいない」という、皮肉な事態に陥った番組に対して、28日、急遽、美容整形外科の院長である高須克弥氏が撤退したスポンサーに代わって、CM枠を買うとツイッターで名乗りでた。

[N  高須院長、ドラマ「明日、ママがいない」スポンサーに名乗りを上げる1

この驚くべきツイートと日本テレビと電通に電話をするというリアルタイムの行動力に、一時、ネット界隈は騒然となり、高須克弥氏の挙動にに注目が集まった。

そのツイートが本気であることを裏付けるように、立て続けに次のようなツイートがなされ、ネット界隈に緊張が走った。

[N  高須院長、ドラマ「明日、ママがいない」スポンサーに名乗りを上げる

しかし、結論から言うと、高須院長の申し出は軽く門前払いされたのである。高須院長は年収50億と言われており、この買おうとしていたCM枠は3億円程度と言われているから、金額が問題でなかったことは明らかである。

では、何が問題だったのか?

スポンサーは番組を降りたわけではなく泣き寝入り?

images (1) 高須院長は、「明日、ママがいない」で企業のCMが放送されなくなったために、その番組を提供している企業が、CM費用を支払うのをやめたと理解したようなのだ。

しかし、実はCMが放送されなくなっただけで、スポンサーを降りたわけではないのだ。「明日ママのスポンサー枠は、年間契約のスポンサー枠なので、誤解を恐れずいうと、企業はスポーンサーを降りたというよりも、スポンサー企業であるということがわからないように、名前を伏せているだけなのです。(業界関係者)

上記のツイッターでも高須院長が説明しているように、CMは流さないという体裁はとっているものの、スポンサーは下りていなかったのだ。そもそも、CM枠は年間契約であるために、途中でその番組だけ、スポンサーをやめるというわけにもいかないが、番組スポンサーとして企業名が出ると、企業イメージが悪くなるために、スポンサーであることを隠したというのが正解だ。

要するに、企業側としては日テレに金だけ取られるけど、宣伝ができない状態に泣き寝入りしているということなのだ。

落とされたスポンサーのイメージをさらに踏みにじられスポンサーが激怒

高須克弥「明日、ママがいない」をスポンサーをしていた、のスポンサーは全社降りた、ということにしておきたかった花王、日清食品、スバル、エバラ、小林製薬、三菱地所、エネオス、キューピーの各社は、日テレの過激なドラマのせいで、企業イメージがダメージをうけたうえに、広告料が無駄になったという、とんだとばっちりをうけたにもかかわらず、こんどは、高須院長が、そのCM枠を全て買うということを高らかに宣伝し、その一部始終を公開してしまったために、スポンサー各社は、そのCM枠からまだ下りていないということが、改めて暴露された形となった。

さらに、それにたいして、高須院長は、そうしたスポンサー各社を、ツイッターで「セコイ大企業」呼ばわりされてしまい、さらに企業イメージは大きく傷付けられることとなった。

これに対し、スポンサーはもちろんのこと、スポンサーと日本テレビの間に入っている代理店関係者も激怒しているという。

格下である「高須クリニック」に同列以下とされた大企業スポンサー?

代理店関係者によると、そもそも水曜22時の枠は、ゴールデンに並ぶ枠で、いくらお金をつもうと、高須院長が買い取ることのできるCM枠ではないそうだ。

この水曜22時といえば、かつて「家政婦のミタ」で好視聴率をたたき出し、ワンクルー(三ヶ月)5000万とも、一億の価値があると言われている。そのうえ、 放送局側にも自主規定がある上、またゴールデン枠に関しては、他の大口スポンサーとの兼ね合いもあり、よほど好感度が良く、しっかりとした企業でなければ、いくらお金を積んでも、枠を買うことができないのだ。

ただでさえ、テレビのCM枠を買う企業が減ってきて、パチンコ業者のような、あまりイメージが良くない業者が、大きな枠に入ってきている中、比較的イメージの良い業者で占められているCM枠は、テレビ局にとっても、企業側にとっても、代理店にとっても、貴重な枠だ。

そこに、札束をかけて土足で入り込んで品定めしたのが、高須院長というわけだ。

そのスポンサー枠に名を連ねていた企業を、「セコイ」呼ばわりされては、ふんだり蹴ったり。関係者も怒るのは当然であろう。

高須院長のスポンサー行為は確信犯的な売名

images 「明日ママがいない」のスポンサー問題にたいして、高須院長がツイッターで開いたスポンサー枠をすべて買い取ると宣言したことに対して、インターネットでは「ただの売名行為だろ!」の声が相次いだ。

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高須院長が日本テレビと電通に連絡をしたが、後日断られたことが明らかになると、ネット上には「結局、騒いで売名が成功した」と、高須院長に非難にも似た声が相次いだ。

その真意を確かめるべく、東スポが高須院長に売名行為に関してのコメントを求めると、高須院長は「(そう取ってもらって)結構です!」と、自らの行為が売名行為であると認めた形だ。

高須院長の言い分はこうである。

「一生懸命やっている人を応援したいだけなんです。弱いものいじめを見て見ぬふりはしたくない。それを堂々と応援したい」「昔から、女性や子供など、弱い立場の人たちを助けたいという思いがある。今回のドラマ、芦田愛菜ちゃんは一生懸命に役を演じていませんか? それを支えるスタッフも頑張っている。それを応援したい。大企業が周りの意見に流されるなんて、けしからん! 売名?(そう取ってもらって)結構です!」

と、非常に義侠心あふれる回答をしている。

これは、裏を返せば、そういう義侠心も正義感もないのが、今までのスポンサーであるといっているのと同じである。

まさに、高須院長は、現スポンサーを踏み台にして、自らの正義感あるイメージを高め、しかも金を出さずに宣伝できたようなものだ。

「明日、ママがいない」の問題の本質

しかし、高須院長が言っているようなことが、今、問題になっているわけではない。現在問題になっているのは、現実を題材にしているとは言うものの、テレビの中の過剰で歪んだ現実とはかけ離れた描写がもとで、現実の子どもたちに被害が出ているために児童養護施設の団体が抗議をしていることだ。

芦田愛菜ちゃんがドラマの中でいじめられていても、それはあくまでも演技であり、演出にすぎない。しかし、このドラマの影響で施設の子供達に被害が出ているのは、リアルなことである。芦田愛菜ちゃんやスタッフが一生懸命やっているから、それを応援したいという高須院長の言い分は、実に身勝手で、浅はかだと言わざるを得ない。

高須院長は、この問題の本質を読み違えているために、この騒ぎに乗じて、「無料で宣伝している」「売名行為だ」と避難されて当然である。

日テレも強気から一転、内容改変へ

oth14012805060020-p2日本テレビの大久保好男社長は27日、定例記者会見において、抗議を受けていることは重く受け止めるものの、「最後まで見ていただければ、私たちの意図が理解していただける」として放送は継続する意向を明らかにし、強気な姿勢を誇示したものの、後日の東京霞ヶ関の全国児童養護施設協議会の事務所において、同郷会会長と日本テレビの砂糖制作局長が会談した際、日本テレビ側は今後の放送分に関して、放送を続けるものの、内容に関しては変更を検討する旨を伝えたとのことだ。

スポンサー八社全てが降りるという自体になり、強気だった日テレも、折れざるを得なくなったのであろう。

全国民が日本テレビを非難すべき問題

一部、日テレを得意先とする芸能人たちは、「表現の自由を守れ」的な批判を展開しているが、しかし、その日テレ自体が、表現の自由を犯しているのである。

、日本テレビはあろうことに、ホームページにおいて、自社に寄せられた声の中で、好意的なものだけを公開し、批判的な声に関しては、非公開としているのである。

いうなれば、ドラマの中だけでなく、ドラマの外で起こっている現象まで、演出をしているのである。これは、決して許されるべきことではないだろう。

日本テレビの社長が、抗議者に対して、「全てを見て判断してくれ」と言っているのであるならば、番組に寄せられた抗議の声も「全てを見せる」べきなのではないだろうか。

それを、批判意見を押し殺し、世論がまるで、番組を支持しているかのような印象を取り繕うとする、日本テレビの姿勢は、大いに問題がある。

本来、ドラマは作りものであり、多少の演出はあってしかるべきであろうことは認める。またNHKとちがい、民法である点も、別に視聴者からお金をとってるわけじゃないんだから、嫌なら見なければいいという論理が成り立つかもしれない。

とはいえ、いくら民法とはいえども、放送自体は免許制で、公共の電波を利用しているのであるから、視聴者からの声を全く無視していいというわけにはいかない。

炎上商法失敗で高須院長の一人勝ち?

TdWRd86FZxfVI3B_6oMmc_400 当初、あすママに抗議が来たことで、騒動が持ち上がった時、日テレの関係者は、むしろ騒動になればなるほど、逆に宣伝になると喜んでいたという。そもそも、野島伸司を起用したことで、そういうことは織り込み済みであり、騒動になった時点で、思い通りことが運んだと思っていたフシがあったようだ。

「炎上商法だ」と言われていた所以だ。

確かに視聴率では、微増しているものの、今回の騒動は前回と違い、スポンサーが降りることによって、日本テレビにもかなりの打撃となっただけでなく、スポンサーも大損だ。スポンサーが降りてCMが差し替えられているため、視聴率が上がっても、なんのメリットにもならない。

日本テレビにとっても、スポンサーにとってもなんのメリットもないのである。

結局、今回の騒動で得をしたのは、高須院長だけなのかもしれない。

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