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【自覚不足】山本太郎のテロ非難採決退席が味方からも非難を浴びる理由

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元タレントで、現在「生活の党と山本太郎となかまたち」代表の山本太郎参院議員が6日に参院本会議で行われたイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」のテロ行為を非難する決議の採択を欠席しました。

採決が行われるその本会議には出席したものの、採決が行われる直前になると、あきらかにその採決に参加しないという意思表示のためか、採決の直前で退席しました。

これによって、今まで山本太郎を応援していた人までもが、非難、あるいはそれを通り越して、あきれています。山本太郎の退席には、どのような意味があったのでしょうか?

参議院独自の押しボタン式の採決

国会の本会議の議決には次のようなものがあります。

  1. 議長が異議がないかを尋ね、異議がなければ議決する「異議なし採決」
  2. 賛成者を起立させて、その多寡で可否を判断する「起立採決」
  3. (参議院のばあい)議席にあるボタンを押してその人数を数える「押しボタン式投票」
  4. 壇上に木札を持って行き、その多寡で可否を判断する「記名投票」(議院所属の議員の1/5以上の要求で実施)

この中で、一番よく用いられるのが、今回利用された押しボタン式です。というのも、国会の採決は、だれが賛成をしたか、反対をしたかを後で集計しなければならないのですが、押しボタン式の場合、即座に集計できるために、その利便性を考慮して、参議院の採決には押しボタン式が利用されます。

【自覚不足】山本太郎のテロ非難採決退席が味方からも非難を浴びる理由 1

この議決の結果に関しては、参議院のホームページで確認することができます。

 

参議院ホームページ

反対者はゼロ。欠席者数名。なぜ山本太郎が非難される?

上記の採決集計表をみてわかるように、数字上では反対者はゼロとなっています。

賛成も反対もしていない人は、欠席者となりますが、各議員、いろいろな個人的な事情があり、本会議に出席できていない人もいます。

採決は出席した人にのみ権限が与えられるので、出席しなかった人は、賛成にも反対にもなりません。

そのような、欠席扱いは、山本太郎以外にも数名いますが、なぜ今回、山本太郎の欠席が非難を浴びることになったのでしょうか?

それは、他の欠席者は、各々の事情で、会議場にさえも来ていなかったために、物理的に採決に参加できなかったのですが、山本太郎の場合、採決に参加できるにもかかわらず、わざと採決直前に退席したためです。直前退席はによる棄権は山本太郎だけでした。

賛成でもないけど、反対でもない、採決を棄権するという意思表示をすることがなぜいけないのでしょうか?

テロ非難決議の意味と山本太郎の勘違い

今回の非難決議の内容はそもそも、どんなものかというと、次の通りです。

 シリアにおける邦人へのテロ行為に対する非難決議

平成27年2月6日

参議院本会議

今般、シリアにおいて、ISILにより二名の邦人に対し非道、卑劣極まりないテロ行為が行われた。本院は、この許しがたい暴挙を、断固非難する。また、御家族の御心痛を思えば言葉もなく、誠に無念、痛恨の極みであり、深い同情の念を表明する。

このようなテロ行為は、いかなる理由や目的によっても正当化されるものではない。我が国及び我が国国民はテロリズムを断固として非難するとともに、決してテロを許さない姿勢を今後も堅持することを本院はここに表明する。

我が国は、中東・アフリカ諸国に対する人道支援を拡充することにより国際社会の平和に寄与するとともに、国連安保理決議に基づいて、テロの脅威に直面する国際社会との連携と取組を一層強化するよう、政府に要請する。

さらに、政府に対し、国内はもとより、海外の在留邦人の安全確保に万全の対策を講ずるよう要請する。

最後に、本院は、我が国国民を代表し、本件事案への対応に際し、ヨルダンを始めとする関係各国、国際機関及び関係者によって示された強い連帯と、解放に向けてなされた協力に対し、深い感謝の意を表明する。

右決議する。

(中川雅治君外十四名発議)

読んでもらって分かるように、昨今世界を恐怖と怒りに陥れている、イスラム国の蛮行と、邦人人質問題に尽力をしてくれたヨルダンをはじめとした関係国への感謝を示す、日本としての国際社会に対しての意思表示です。

これは殺された湯川遥菜さん、後藤健二さんや、ヨルダンのパイロットへの弔いの言葉でもあり、そしてイスラム国によって殺されたり、苦しめられている人すべての人たちへの、弔いであり、応援のメッセージなのです。

よって、そこには日本国内における政治的な対立や党派の主張、そういったものは排除されていて、日本国民であれば、だれもがそう思うべき、最大公約数の思いを、集約したものです。

そしてこの動議を発議のメンバーである自民党の吉田博美参院国対委員長も、そうした政治臭を排除するために、事前にすべての政党に根回しをしておいたと言います。記者会見では次のように述べています。

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「全く理解できない。全会一致でやろうと生活にも事前に話をし、了解を得ていた。内容に疑義があれば調整したのに」

山本太郎の言い分が目線の低さ

山本太郎は退席すると、すぐさま記者団に退席の理由を問われました。すると次のように述べます。

「事件の検証について決議文に盛り込まれていない」

 

この発言からも、山本太郎がいかにわがままであるか、そしていかに目線が低いかがわかるかと思います。

今回の議決は、とりあえずの政争はおいておいて、日本国として、イスラム国の蛮行に意思表明するたぐいのものです。事件の検証は必要かもしれませんが、検証は時間がかかるでしょうし、検証する人される人によって、考えも違ってきます。そうしたことを織り込んでいけば、いつまでたっても、決議文を出して、テロ廃絶の意思表明をすることができません。

だからこそ、そうした政治色を排した決議文にし、速やかに国際社会に日本としてのテロへの姿勢と、日本に協力してくれた関係各国への感謝の意を示すために、吉田氏があらかじめ、すべての党から意見要望をくみ取り、コンセンサスを取り付けていたのです。

自民党も、民主党も、共産党も、公明党も、言いたいことはいろいろとあったかもしれませんが、この議決は、そうしたことを云々するものではないことをわかっていたからこそ、議場に議員は誰一人、退席しませんでした、山本太郎を除いて。

【自覚不足】山本太郎のテロ非難採決退席が味方からも非難を浴びる理由 1

 

味方もあきれる山本太郎の言動

これには、当然のことながら、山本太郎の味方からも、非難の声が上がっています。民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は次のように述べています。

「決議はわが国 が結束してテロに抗議する意思を示す趣旨だ。わざわざ目立つ形で退 席するのは理解できない」

結局、山本太郎は、先の共産党の池内さおりと同じで、反対のための反対といった、実に次元の低いことをやっていたわけです。

 

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