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デスノートが発売禁止になる?少女の自殺騒動で揺れるロシア

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■ロシアでの事件の概要 今年初めの2月20日に、ロシア、ウラル地方にある中心都市であるエカテリンブルグで、15歳の少女が飛び降り自殺をするという痛ましい事件がありました。 少女の部屋には「もう生きていけない」との遺書とともに、日本のアニメ、「デスノート」の漫画があったとのことで、警察が少女の死との関連について、調べているとのこと。 これをうけ、ロシア中部ウラル地方のPTAが先日、4月24日に、デスノートをロシア国内で発売禁止するよう、プーチンに直訴したと発表しました。 このPTAが発表した公開直訴状によると、デスノートが子供に死の関心を煽るもので、心の発育に悪い影響を与えるものだ、とし、デスノートの漫画を始め、映画の上映、DVDの販売を規制するように求めた。 ■デスノートとはそもそも何か?  そもそもデスノートを知らない方のために、簡単に説明すると、2003年下ら2006年に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載された漫画で、名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート、「デスノート」を使って、犯罪者を抹殺して、理想の世界を創りあげようとする夜神月と、それを追う世界一の名探偵・Lとの戦いを描いた物語です。 ■デスノートと少女の死には関連があるのか?  確かにデスノートは、そのタイトルにもデス「死」という言葉が入っているように、死が大きなテーマとなっているものの、それは決して自殺をそそのかすような物語ではありません。少女の自殺の原因をこのデスノートに結びつけるのは、いささか短絡的すぎるきらいがあります。 とはいえ、このPTAたちの声明によると、「デスノートが子供の死の関心を煽る」としてあり、解釈の仕方によれば、デスノートと少女の自殺があくまでも間接的であることを認めている形だ。 そうだとすれば、発売停止処分を求めることは、少々行き過ぎではないのだろうか。というのも、人の死をテーマにした本は、他にもいろいろとあるからだ。 ■デスノートをめぐるファンによる殺人事件  今回のロシアの少女の自殺とデスノートとの関連性は、本当にあったのかどうなのか、慎重な捜査、分析が必要であるが、しかし、過去には、明らかにデスノートが原因で、殺人事件が起きたこともあった。 2007年、ベルギーで見つかった切断された遺体の一部とともに見つかった紙片には、WATASHI WA KIRA DESS(私はキラです)とローマ字のように書かれたメモが発見された。その三年後に、デスノートのファンである男性が逮捕された。 ■まとめ  こうした前例があるために、今回のロシアでの少女の自殺がデスノートに結び付けられてしまうのは、いささか、仕方ないことなのかもしれない。 近年、日本のアニメの人気が世界中で高まっていることは、周知のとおりである。ましてアニメを対象とするのは、主に多感な青少年たちである。だからこそ、ロシアのPTAが、日本のアニメの影響力を危惧することは、分からないでもない。 しかし、こうした死が題材となっている創作物は、何もデスノートだけではないのであるから、もうちょっと慎重な議論が求められるのではないだろうか。

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