●AVでもありえないほどお粗末でかばいようのないヒドイ不倫
まさに日本を代表するアイドルといっても過言ではなかった、元モーニング娘のメンバーの中でもトップを争う人気だった矢口真里が、1年以上にもわたって休業に追い込まれたのには、それ相応の理由がありました。
結婚して2年ほどたった2013年5月に、矢口真里は既婚者である身にもかかわらず、夫・中村昌也の外出中に、モデルの梅田賢三を自宅に連れ込んで、ワインで食事を終えた後、深夜から早朝までセックスにふけったといいます。
「早朝、仕事から帰った中村が寝室を開けてビックリ。矢口とUは布団もかけずピストンの真っ最中。 “出し入れ”もハッキリ見えて、まるで矢口出演の不倫モノAVを見ているかのようでボー然となったとか(芸能プロ関係者)
「AVであっても、これほどまでお粗末なシナリオはためらいますね。AVはいわば、いかにファンタジーを身近に感じてもらえるかが勝負です。それには、実際に有り得そうなシチュエーションを描かないと、見る人も感情移入できませんから。(元映像監督談)」
まして、モーニング娘といえば、国民的なアイドルと言っても過言ではないくらい、子供からお年寄りまで人気のあったグループ。そんなみんなのあこがれの的であったトップアイドルが、これほどまで破廉恥なことをしていたということで、各方面からは総スカン、その後、体調不良などを理由にテレビなどのレギュラー番組を次々に降板し、事実上の休業状態になりました。
●何この歓迎ムード?軒並み擁護の違和感
昨年5月から芸能活動を休止していたの矢口真里は、23日の読売テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』(月~金曜 後1:55)に生出演し、1年5ヶ月ぶりに芸能活動を再開したのですが、その番組のタイトルが、
「矢口真里お帰りスペシャル!」
という、なぜかの歓迎ムード。当然番組の司会者である宮根をはじめ、出演コメンテーター読売テレビ報道局解説委員・春川正明たちも慰めモード全開。
あれほどヒドイ不倫を指定他にもかかわらず、誰一人として矢口真里の不徳を避難する人が居ないのは、その番組を見せられている人々には、相当違和感があったようで、ツイッターなどでも、多くの人が疑問を呈していました。
●視聴率欲しさに必死の歓迎ムード演出のミヤネ屋
それにしても、復帰の初の番組がミヤネ屋であることに首をかしげる人も多いのではないでしょうか。
矢口真里のファンは独身男性が多いはず。であれば、そうした人たちが見るような番組に出演するべきであるのに、よりによってミヤネ屋は、不倫には殊に厳しい目で見るであろう主婦層が見る番組。
矢口真里の復帰のための番組としては、ちょっと的はずれだとおもうのですが。
それに関して、サイゾーでは、今回の復帰を後押ししている人物の力が働いているという。それは何を隠そう、バーニングの周防郁雄社長だ。たしかにミヤネ屋にもバックは周防郁雄社長が付いているといわれてある。であれば、番組の内容やら演出やらも、矢口真里側に都合のいい形で、強力に推し進めることが可能だ。
実際、矢口真里は、インタビュー中にポロッと次のように言っている。「うちの上層部の人がミヤネ屋さんでって」
こうして、出演者全員で矢口真里を応援する、薄気味悪い番組が出来上がったのです。
●そもそも人のことも言えない宮根
ミヤネ屋の司会をやっている宮根誠司自体も、そもそも自らドロドロの女性問題を起こした過去があります。
そんなこともあり、宮根自体もたとえ、不倫は悪いことだとわかっていても、そうともいうにいえない事情もあったわけです。
なんでも番組のコメンテーターが必死に矢口真里を慰めているなかで、ポロッと宮根誠司の過去の女性問題に関して触れた時、宮根誠司はものすごい形相でコメンテーターを睨めつけ、話を中断したほどでしたから。
自らが女性問題でそんな過去があれば、どうあっても矢口真里に対して、最大限の同情を持ってせっするしかありませんよね。
コメンテーターに宮根誠司が過去の女性問題を触れられて逆ギレする様子
宮根誠司の二股不倫遍歴
1993年 モデル(イラストレーター・黒田征太郎氏の娘)と結婚 子供を二人儲ける
現在の妻(出版社勤務)と知り合い、交際(不倫関係)
2004年7月 子供を二人とも嫁に押し付け離婚
現在の愛人と知り合い、交際開始
(二股、ただし愛人は二股の事実を知らなかった可能性)
2006年8月15日 現妻と入籍(公表せず―愛人に結婚を隠す為だった可能性)
2007年4月 愛人が妊娠 現在の妻、宮根の二股と不倫の経緯をこの時初めて知る
2008年2月 愛人が女の子出産 2008年11月 再婚(再々婚)していることを公表
2011年4~5月 現妻が出産 同時期(4月)愛人の店と思われるカジノバーにて、宮根の誕生パーティー
2012年1月 女児隠し子報道
●それにしても矢口真里は勘違いし過ぎでは?
番組の大まかな流れはこんなかんじだ。
- 中村昌也と不倫の詳細は話さないと約束した
- 100%自分が悪い
- 人間不信と家から出れない理由で半年間は誰とも連絡取らず母親に家事をしてもらってた
- 被害妄想に陥って無期限活動休止した
- うつ状態だったが良く寝てた
- 騒動から半年後につんくに謝罪して怒られた、ありがたかった
- ちゃんと会って謝ったのは一昨日(笑)
- ミヤネを通して世間に謝れてよかった
- 休んでる間、淳の嫁さんに励ましてもらった
- ツボを作ると何もかも忘れて気持ちが浄化できた
- 精神的に参ってお腹が痛かった
- 梅田賢三とは付き合って同棲している
- 彼にも迷惑かけた
と、矢口真里の過去を知らない人が見れば、なんてかわいそうな人なんだ、と思うかもしれませんね。でも、ちょっと待って下さい。
矢口真里は被害者どころか、むしろ加害者。彼女が巻き込んで迷惑をかけてしまったと言っている、梅田も、矢口真里が中村昌也と婚姻関係にあったとわかっていながら不倫をしたのであり、この不倫騒動においてはむしろ、矢口真里と同じ加害者なのです。
日本では、幸いにも法の姦通罪(第183条)は、昭和22年に廃止になっているので刑罰はないものの、民法上は不貞行為になり離婚の原因にはなる 。それどころか、イスラム法であれば、今現在でも、不倫を舌となれば、石打刑、死刑に相当する重罪だ。
それにもかかわらず、被害者面して、出演者から慰められる状況は、あまりにも浮世離れしているのではないか?
矢口真里は世間に謝罪が出来てよかったと言っていますが、彼女が真っ先に謝罪すべきは、元夫の中村昌也なのではないでしょうか?
ところが、この番組の最初から最後まで、元夫に対しての謝罪も気遣いも一切無いどころか、加害者の立場でありながら、さながら被害者であるかのように、コメンテーターから慰められまくるこの状況。
たしかに彼女が犯したことは、日本の司法上では犯罪ではありません。
しかし、タレントというのは大変影響力が大きい存在であるから、人一倍、高い倫理観を備えているべきではないでしょうか。
果たして、世間は今後、矢口真里にどのような判定を下していくのでしょうか。