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今、世界を恐怖のどん底に突き落とし、震撼させているイスラムの過激派組織「イスラム国(IS)」に参加するために、シリア渡航予定だった都内在住の北大生に任意同行を求め、私戦予備・陰謀の疑いで事情聴取、さらに関係先を家宅捜索したというのです。

この一見すると、バカな大学生をよくぞ逮捕した!と読み飛ばしてしまいそうな事件ですが、よくよく調べていくと、変なことがたくさんあるのです。

 

逮捕ではなく任意同行

まずこの北大生は、警察による逮捕ではなく公安による任意同行である点で、大変特殊な案件であることが想像されます。

任意同行というのは、強制ではないとはいえ、半強制的に権力に従わせようとする行為であるために、とかく問題になりがちで、批判にさらされることのおおい行為です。よって警察や公安も慎重になるかと思うのですが、あえて任意同行としたからには、よほど、この件に関して、世間的に勝算があったか、あるいは別の目的があったことと思われます。

今回、確かに日本国民である北大生が、国際的に問題になっているイスラム国という過激派組織に入隊しようとしていたとなれば、個人の問題ではなく、日本の国の問題、しいては国際問題につながる案件であり、しかも緊急性を要すものであるから、たとえ批判されることになろうと、任意同行で阻止されてしかるべきことでしょう。

しかし、よくよく調べていくと、あまりにも特殊な事件なのです。

私戦予備および陰謀の疑いに司法関係者さえも戸惑う

任意同行とした名目なのですが、それが「私戦予備・陰謀罪」というもので、警報93条にあり、「外国に対して個人の立場で戦闘行為する目的で準備や計画を立てること」に対する罪で、3か月以上5年以下の禁固刑に処する」という、結構重い犯罪です。

しかもこれを適用しての強制捜査は今回が初めてのことではあるものの、それを逮捕状も取らず、任意同行で強行してしまったということに関して、法曹関係者をはじめ、様々な人が戸惑っています。

しかし、先月の国連安保理の会合では、テロを目的とする渡航に対し各国が処罰するよう義務づける決議を採択していることもあり、特にテロに関しては、疑わしきは積極的に逮捕することが、世界的な潮流になりつつあるのでしょうか。

しかし、こうしたことが、普通にまかり通るようになれば、まさに警察国家になりかねません。

何で傭兵参加やPMCの社員になるのは良くてこれはダメなんだ?
アルカイダに参加してる日本人もいたはずだけど何で今更

この疑問も至極当然なのですが、実は、事実関係を調べていくと、どうやら狙いは底ではないようなのです。

秋葉原の求人を見て応募?

このイスラム国行きなのですが、なんと、秋葉原の古書店に貼られていた求人を見て応募したというのです。

その求人票の張り紙は次の通り。

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普通の人が見れば、冗談かと思いかねないこの求人票。しかし、実際にこの求人票を見て応募者が数名居たといいます。

そして応募してきた人は、関係者を通じて、実際にシリアへの渡航が段取りをされたというのです。

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今回は、この北大生にフリージャーナリスト常岡浩介が同行する予定だったといいます。そのフリージャーナリストは朝日新聞の取材によると、今回の公安の任意同行は取材妨害だと憤慨しているとのことなのです。

古書店に貼られた簡単な求人票が、裏ではきちんと運営されていたということに驚きです。

イスラム国に加わる動機が中二病?

さらに驚くべきことに、この北大生は、フリージャーナリスト常岡浩介さんの話によると、渡航の目的、動機を

「日本社会のフィクション(虚構)が嫌になった。日本では人を殺すことは悪だが、イスラム国では正義になる。戦闘に参加して人を殺してみたい」

と語っていたといいます。また、捜査関係者の話では、事情聴取に対して「「シリアに入ってイスラム国に加わり、戦闘員として働くつもりだった」と話す一方で、「就職活動がうまくいかなかった」とはなしているとのこと。

イスラム国の切迫した信念に比べると、実に北大生の動機は、あまりにも利己的で稚拙な印象を受けざるを得ません。

はたして、北大生の中に何が起きていたのでしょうか?

生活場所は革命的非モテ同盟(革非同)のアジト

この北大生は、北海道大学の学生であるから、てっきり北海道に住んでいるのかと思いきや、大学は休学中で、現在は、なんとツイッターで知り合ったという人たちと、共同生活をしていたというのです。

この北大生が共同生活をしていたというのは、革命的非モテ同盟がアジトと呼んでいる場所で、北大生が任意同行された日、そのアジトの周辺にはたくさんの報道陣が詰めかけていたといいます。

革命的非モテ同盟

革命的非モテ同盟のホームページ

そのアジトの場所は、阿佐ヶ谷駅からほど近い一軒家平屋建ての質素な建物で、革命的非モテ同盟はアジトと言いながらも、特に隠れることも隠すこともなく、拠点ということを公にしていました。

革命的非モテ同盟のアジト

革命的非モテ同盟のアジト

こうしたことから、早とちりして、

杉並 → 極左の巣窟 → プロ市民の仕業?

と思い込んでしまっている方も多いようで、この事件が報道された当初も、同じプロ市民ながらも派閥の違う人達は、早々と北大生の擁護を表明している人も居ました。 →現在は該当ツイートは削除されている

この北大生は、確かにこの革命的非モテ同盟のアジトで極左の人たちと生活を共にしていたのですが、しかし、よくよく調べると、さらに衝撃の事実が判明するのです。

北大生は障害者?

この北大生のツイッターアカウントでは、アカウントを@gravestone11とし、北大生自身、障害者であると公言していました。

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障害者 @gravestone11 さん   Twitter

薬の投与が必要な程の精神病のようで、ツイートからも薬を服用していたことが伺われます。

そして、ツイートをたどれば、簡単にシリアに行こうとしていたことが伺われます。

また、過去のツイートをたどると、シリア行きの求人が貼られていた古書店がある秋葉原にも行っていたことが伺われます。

 

まとめ

北大生の供述によると、イスラム国への参加を本気で望んでいたようなので、それを事前に阻止できたことは、大変良かったことだと思います。

なぜならば、イスラム国の活動の目的、正当性がどうであれ、人を次々に残虐な方法で殺害し、その殺害映像をインターネットを利用して主張を誇示することは、決して許されるべきことではないからです。

そもそも、そうした言うなれば身勝手な動機で危険地帯に行ったとしても、何か起きた時は、彼自身の問題ではなく、日本の国全体の問題となるからです。

そうした組織に本気で志願しようとしていたとなれば、大変な危険人物だとされても、至極当然のことであって、それがたとえ聞いたことのない罪名であっても、法律に基づいてなされたわけです。

しかし、実はこの北大生、そうした動機はただの通り一遍のお題目であり、実はたんなる精神失調状態にあったというのが、ウォッチャー達の意見です。

また、今回の件は、北大生だけの問題であって、たまたま北大生が、革命的非モテ同盟の中で共同生活をしていたと思われますし、今のところ、革命的非モテ同盟がイスラム国とつながっているという証拠も一切ありません。

誤解を恐れず言えば、革命的非モテ同盟が巻き添えを食ってしまったというのが、適切な言い方かもしれません。

 

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